手編みのぬいぐるみは、木々や葉っぱのように均一でないのが美しく癒される

「最近ちょっと疲れてるな…」って感じているあなたへ。

手編みのぬいぐるみって、木や葉っぱみたいに少しずつ違っていて、それがまた美しくて癒されるんです。

ふわふわした毛足の長い見た目に、思わず「かわいい！」と笑顔がこぼれる。

今回は、かぎ針編みで作ったあみぐるみの癒しの力について、お話ししたいと思います。

毛足の長いぬいぐるみ

写真のうさぎちゃんは、毛足が長くてふわふわの毛糸で編んだ手作りのあみぐるみ。

こうした毛足の長い素材は、ミシンではなかなか扱えないけれど、手編みなら、やさしい質感を実現できます。

まるで羽毛布団にくるまれているような見た目は、そっと心を包みこんでくれるみたい。

目にするだけで、ほっと安心できる…そんな癒しが詰まっています。

友達が持っていないぬいぐるみ

ぬいぐるみって、子どもたちにとってはただの「おもちゃ」じゃなくて、安心できる存在なんですよね。

私自身も、小学生のころに自動車販売店でもらった柴犬のぬいぐるみが大のお気に入りでした。

くるくるした毛並みと、豆柴のような可愛い表情。

それはデパートでは売っていない特別なぬいぐるみで、友達も持っていなかったから、まるで自分だけの宝物みたいに感じていました。

ある晩、うっかりテレビでホラー映画を見てしまって怖くて眠れなかったとき、その柴犬のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて、気づいたら眠っていたことも。

「この子がいれば、おばけなんか怖くない」

そんなふうに、不思議と守られている気持ちになっていたんです。

大人にも癒しを届ける、あみぐるみ

私の作品を手に取ってくださるお客様の中には、大人の方もたくさんいらっしゃいます。

キーホルダーとしてバッグにつけるのはもちろん、

「テーブルにちょこんと飾って癒されてるよ」

「床の間に並べて、眺めてる」

中には「抱っこして一緒に寝てるの」と教えてくださる方もいました。

子どもだけじゃなく、大人の毎日にも、そっと寄り添ってくれる存在。
そんなふうに、あみぐるみの力を感じています。

「にこ～！」子どもたちの満面の笑顔

マルシェなどで、おじいちゃんおばあちゃんやパパママがお孫さんやお子さんにあみぐるみをプレゼントされる場面によく出会います。

そしてその瞬間、共通して見られるのが、お子さんたちの「にこ～っ！」という満面の笑顔！

小学生から大学生くらいまで、どの年代の子でも同じように笑顔になってくれるんです。

そんな姿を見るたびに、「ぬいぐるみって、年代問わず人を笑顔にしてくれるんだな」って、心があたたかくなります。

手刺繍で描いた癒しの表情

私の作るあみぐるみには、手刺繍で「にっこり笑顔」「きょとんとしたお顔」を描いています。

その表情を見ていると、なんだか心がふわっとほぐれて、自然と安心できるんです。

まるで「いつも味方だよ」って語りかけてくれているような、そんな気がして。

自然の中にある葉っぱのように、違いがあるから美しい

かぎ針編みのあみぐるみは、機械では真似できないぬくもりがあります。

自然の中にある葉っぱや木が一つ一つ違うように、手作りのあみぐるみも、ほんの少しずつ表情や形が違うんです。

もし、全部同じ形だったら…きっと味気なくて、自然の美しさも感じないかもしれませんよね。

「違っていること」こそが、手作りの証。
それが、ハンドメイドならではの魅力です。

世界に一つ、自分だけのぬいぐるみ

ハンドメイドのぬいぐるみは、ショッピングモールに並んでいる既製品とはちょっと違います。

どれも少しずつ表情やかたちが違っていて、「わたしだけのもの」という特別感があります。

ふわふわの毛並み、ぽこぽこした手ざわり。

かぎ針編みならではの、あたたかみのある風合いは、どこかホッとするやさしいぬくもり。

ふと手に取ったときに、自然と心がゆるんで、「なんだか癒されるなぁ」と思わず笑顔になれます。

あなたも、心に寄り添うぬいぐるみを

ひとつひとつ丁寧に編んだあみぐるみが、子どもにも、大人にも、誰かの心に寄り添う存在になれたらうれしいなと思っています。

あなたもぜひ、「自分だけのあみぐるみ」と出会ってみませんか？

きっとそのぬくもりが、日々の中でそっとあなたを癒してくれるはずです。