
治療に向き合う気力を失いかけていた闘病時代
随分と昔のことになりますが、私は一度、大きな病気を経験しました。
一番つらかった頃には、数メートル歩くのも必死で、苦しさでぐっすり眠ることもできませんでした。
闘病中は、生きることで精一杯。
何もできず、時間ばかりが過ぎていくようで、焦りや虚しさに心が押しつぶされそうになっていました。
そんなとき、治療に疲れ果て、気力もなくなりかけていた私に、運よく、誠実で親身になってくれるお医者さんが担当してくださったんです。
当時、多くのお医者さんは「偉い人」という印象が強く、なかなか気軽に質問できませんでした。
でも、その先生は違っていました。
こちらから聞かなくても、いつも丁寧に説明してくれて、優しい笑顔で向き合ってくれたんです。
そのやりとりを通じて、次第に信頼感が芽生え、安心できるようになっていったことを、今でもよく覚えています。
「治りたい」という気持ちが、そっと芽を出した

正直、心も体も限界に近かった私ですが、心の奥では「治りたい」と強く願っていたのかもしれません。
一度だけ神社へお参りに行ったこともあります。
その病気は「一生付き合うことになるかもしれません」と言われていたのに、数年後、思いがけず完治したんです。
先生に「○○さん、治りましたよ」と明るく言われたときのことは、今でも鮮明に覚えています。
「えっ?でも…一生付き合う病気じゃなかったんですか?」
「そうなんですけど…治りましたよ」
「えー!ほんとに…?!」
あの瞬間の驚きと喜び、そして心がすーっと晴れていくような感覚は、今でも大切な思い出です。
先生の誠実な対応と、的確な治療があったからこそ、私は安心して前を向くことができました。
本当に、感謝してもしきれません。
誰かの心をほっと和ませ、安心感を与えるあみぐるみを作りたい

あの病気のときに感じた苦しさや哀しさを知っている私だからこそ、同じような状況にいる誰かの気持ちが、少しはわかる気がしています。
だからこそ、あのときの先生のように、誰かの心をほっと和ませたり、安心感を届けられる存在になれたら…そう願っています。
あみぐるみを製作するときは、そんな想いを込めて、優しくてふんわりとした雰囲気になるよう、ひと針ひと針、丁寧に心を込めて編んでいます。


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