
ハンドメイドマルシェでは、作品だけでなく「作品を引き立ててくれる什器」も大切な存在です。
今回は、私が手作りした「折りたたみ式のショップ看板」をご紹介します。
この看板は、木製雑貨づくりで出た端材(はざい)を再利用して作ったものです。
限られた材料の中で、どうすれば使いやすく、あたたかみのある看板にできるか。
そんな試行錯誤を通して感じた、“SDGsなものづくりの楽しさ”をお話しできたらと思います。
手作り什器は、自然の風景に溶け込む
私がマルシェに出店する場所は、緑の多い会場が多く、のんびりとした雰囲気の中で出店しています。
出店者さんの中には、什器や看板まで手作りしている方もいて、遠くからでもぱっと目を引く大きな看板を置いているブースは、とても素敵だなと感じました。
木の自然な風合いが芝生や木々と溶け合って、風景の一部みたいにやさしく馴染んでいて。
そんな景色に、心が惹かれて、私も作ってみようと思いました。
試行錯誤の制作
まずは余っていた木材を集めて、限られた材料で作れるものをイメージしながらデザインをしました。
組み立ては、搬入の際に外れてしまうと困るので、釘ではなく、強度のあるネジを使用しました。
ペンキも、自然の中にしっくりなじむカラーを選びました。
作っているうちに木材やペンキが足りなくなったりもしましたが、継ぎはぎをしたり、ペンキを薄めたりして、逆に不完全さが「味」になることもありました。
材料と設計のポイント
- 使用した材料:木製雑貨制作で出た端材
- 塗料:余っていたペンキを薄めて使用
- 金具:強度のあるネジ
- 看板サイズ:遠くからでもよく見える高さ
- 小物入れ:前面にショップカードを入れる小さなBOX付き
- 商品を入れる木箱:木箱2つを設置できる構造
- コンパクト設計:折りたたみでき、コンパクトになるように設計
あるものを最大限に活かす
現代はモノがあふれていて、簡単に買って、簡単に捨てることが当たり前になりがちです。
「もう使えない」と思うような小さな木片も、組み合わせ方を工夫すれば新しい形に生まれ変わります。
正直に言えば、新しく材料を買えば、もっと手軽に看板を作ることもできました。
けれど、あえて「今手持ちにあるもの」を使おうとすると、本当に頭を使うんです。
私にとってSDGsとは、
「手元にあるものを見直し、最後まで使い切る」その気持ちを忘れないこと。
什器をDIYして良かったこと
搬入がとにかくラクに
折りたたみ設計にしたおかげで、什器がかさばらず、車からの運び込みもスムーズ。
テーブルにぴったり合うサイズで制作
市販の什器ではなかなかサイズが合わないことがありますが、自作なら調整が可能。
経費の節約に
家にあった端材や余りものを活用することで、新たに購入するコストを抑えることができました。
ブースの雰囲気にしっくりなじむ
木の温かみが、マルシェ会場の自然な風景と調和して、ブース全体にやわらかい雰囲気をもたらしてくれました。
作品との世界観がそろった
あみぐるみのやさしい雰囲気と、手作りの木製什器のぬくもりがぴったり。作品の魅力がより伝わる空間を作れたと感じています。
何年も大切に使っている
この看板、実はもう何年も使っていて、今でも大切な什器のひとつです。
派手ではないけれど、自分の手で作ったものだからこその愛着があります。
無理にお金をかけなくても、工夫とアイデア次第で、長く使えるお気に入りができる。
そんな資源を大切にするものづくりの面白さを、これからも大切にしていきたいと思っています。
▼こちらの動画もどうぞ
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