子どもが学校で嫌なことがあったとき、元気がなさそうにしていると、
親としてどうしてあげたらいいんだろうって悩むこと、ありますよね。
私も子どもを育ててきたので、その気持ちはよくわかります。
親にも打ち明けられないこと
私の子供が小学生のころの話ですが、学校が終わると、近所の子たちがよく家に遊びに来てくれていました。
やんちゃな子もいれば泣き虫の子もいて、ちょっと不器用な子もいたりして、本当にいろんなタイプの子がいました。
そんななか、子供たちと一緒にハンドメイドでリメ缶を作ったり、ハロウィンパーティーの準備をしたりして、遊んだりもしました。
そうして一緒の時間を共有しているうちに仲良くなっていって、子どもたちが少しずつ本音を話してくれるようになりました。
「昨日、お父さんに怒られて帰りたくない」とか、
ここには詳しく書けないですが、家庭のこと、お友達関係のこと、学校のこととか。
そんな話を聞いていると、子どもって親にも言えないことがあるんだなって気づかされました。
ぬいぐるみをパペットのように使って会話する
そんな風に心を開いてくれていった子供たちですが、1人だけ、いつもおとなしくて、ほとんどしゃべらない子がいたんです。
よく見ると、その子はいつもぬいぐるみを持ってきていました。
なんでも、自分のお部屋にもぬいぐるみがたくさんあるのだそう。
「ぬいぐるみが好きなんだね」って声をかけて、
ぬいぐるみをパペットのように動かして話しかけてみたら、
少しずつ、ほんの少しずつ、自分のことを話してくれるようになったんです。
そのとき思いました。
この子にとって、ぬいぐるみは「安心して話せる相手」なんだなって。
言葉にならない気持ちを受け止めてくれる存在
もしかしたら、自分の気持ちがまだ整理できていないから、言葉にできないのかもしれない。
でも、ぬいぐるみを通してでも、言葉にしてみたら、自分の気持ちが見えてきたり、心が軽くなったりする。
それって大人も同じで。
誰かに話すだけで、心が元気になることってありますよね。
遊びの中で、自然に気持ちをほぐす
子どもと接してきて思うのは、信頼関係って一瞬でできるものじゃないということ。
時間をかけて、一緒に過ごしたりしながら、少しずつ築かれていくんだなと思います。
そして、その入口に「ぬいぐるみ」のような安心できる存在があるって、とても大切なことなんじゃないかなって感じます。
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