今回は「大人がぬいぐるみを持つのはアリ?ナシ?」というテーマで、
あみぐるみを制作する私自身の気持ちを交えてお話ししたいと思います。
「大人なのにぬいぐるみ好きって、変かな?」
以前、マルシェでお会いしたお客さまから、こんな言葉をかけられたことがありました。
「私、ぬいぐるみが好きなんですけど……やっぱり大人が持つのって変ですよね?」
でも私は、即答しました。
「いいえ、全然変じゃないですよ。」
なぜなら、私はあみぐるみを作る人間として、
そして「可愛いものが好きな大人」として、
ぬいぐるみの魅力を誰よりも知っているからです。
私自身が「可愛い」に幸せをもらっている
実は私も、いい大人なのに、ぬいぐるみを見ると、「わぁ、可愛い」と心がほころんでしまいます。
ふわふわした手触り、まるいフォルム、ちょこんとした表情。
見ているだけで、心が幸せな気分になります。
そんな気持ちを形にしたくて、私はあみぐるみを作り始めました。
最初は「小さな子どもさんや学生の方に喜んでもらえたらいいな」と思っていたのですが、
実際にマルシェに出てみると、ご購入してくださるのは、半数以上が大人の方。
中には、奥様があみぐるみが好きだからといって、ご夫婦であみぐるみを探しにいらっしゃる方も多いんです。
大人のお客さまたちの、さまざまな楽しみ方

もちろん、お子さんやお孫さんへのプレゼントに選んでくださる方もいます。
でも、意外と多いのが「自分のために買う」大人の方たち。
「大きめのあみぐるみキーホルダーが欲しいけど、年齢的にちょっと恥ずかしくて…」
と小さめサイズを選ぶ方もいれば、
「うっかり物をなくすから、目立つように大きめを付けたい」と
実用的な理由でお迎えくださる方も。
そして中には、おばあさま世代の方が、
「お部屋に飾っておくと安心するの」と言って
大きなあみぐるみをいくつも選ばれることもあります。
その笑顔を見てますと、
「やっぱり年齢関係なく、可愛い物を楽しむ気持ちって同じだな」と思います。
「変」と思われる風潮よりも、大切にしたい気持ち
なかには、「大人がぬいぐるみを持つなんて」と言う人もいるかもしれません。
でもそれは、その人個人の価値観。
世の中を見渡してみれば、
雑貨屋さんやホームセンターで売っているスリッパや、文房具、マグカップにだって、動物の顔が描かれていたり、小さなキャラクターがついていたりしますよね。
結局、人は、「動物の愛らしいお顔」に、自然と癒しを感じるんだと思います。
だから、ぬいぐるみが好きな大人がいるのは、ごく自然なこと。
むしろ、それを素直に楽しめる人って、とても心が素直だと思うのです。
無理に“普通”に合わせなくていい
大人になると、
「周りからどう見られるか」をつい気にしてしまうことがあります。
でも、好きなものを素直に好きでいられる人って、とても素敵じゃないですか?
私自身、こうやってブログを書いていて、どうしても自分の中のもう一人の審査員が出てきて、本音や感情をかき消してしまうことがあります。
でもね、そうやって本音が消された文章って、どういうわけかつまんないんですよね~。
だから、できるだけ素直でいようと意識していたりするんですよ。
だから、たとえ周りと少し違っても、
「これが好き」とさらっと言えることは、それだけで、その人らしい魅力です。
ぬい撮りで「楽しい」を共有

今の時代は、SNSで「ぬい撮り(ぬいぐるみとの写真撮影)」を楽しむ人も増えています。
ぬいぐるみと一緒にお出かけして、
「この可愛さ、あの人にも見せたいな」と日々の小さな出来事を共有したり。
誰かとちょっと笑い合えたり、
「そのぬい、いい顔してるね」なんて返してもらえたり。
そんなやり取りが、ただ純粋に楽しいんですよね。
大人になっても、そういう“ちょっとした遊び心”を持っていられるって、なんだかいいなと思うんです。
大人がぬいぐるみを持つのは「アリ!」

私の結論は、「大人がぬいぐるみを持つのは全然アリ!」です。
だって、スリッパにも動物が描いてあるでしょう~!
好きなものを好きと言えること、
自分の心が喜ぶものを大切にできること。
あみぐるみは、そんな幸せな気持ちを思い出させてくれる小さな存在。
周りの声に振り回されずに、自分の感性を大切にしたいですね。

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