
私がハンドメイドマルシェで 「木工ワークショップ ロボットキーホルダーを作ろう」 を開催している理由についてお話しします。
ワークショップを始めたきっかけは、あるゼロから作り上げるマルシェに参加したときのことです。
主催者さんから「ワークショップもやってみる?」と提案がありました。
そこで、すでにワークショップをやった経験のある作家さんたちから、アドバイスをもらいながら、私も挑戦してみることにしました。
そのマルシェの目的は、その会場の集客でしたので、ワークショップはとても良い方法でした。
ワークショップには大きく分けて2種類あります
1.業者の材料を使ったワークショップ
完成品の部品を繋ぐだけ、詰めるだけの簡単なワークショップです。
短時間で終わり、回転率も高く、待ち時間が短い方が良い親子連れには人気があります。
回転率が良いので利益も出やすいですが、作る楽しさや「自分だけの作品」を生み出す喜びは少し薄くなります。
夏祭りや大型イベントなどで、需要があります。
2.作家考案のオリジナルのワークショップ
私がやっているタイプです。
手作りの部品やアイデアを使ってゼロから考案します。
参加者の個性も反映されやすく、作る楽しさや達成感があります。
例えば「自分だけのオリジナルロボット」が完成すると、愛着がぐっと湧きます。
私がこのタイプを選ぶ理由は、「手作りの楽しさを味わってもらいたいから」 です。
ものづくりが好きな人が集まるハンドメイドマルシェ

ハンドメイドマルシェには、ものづくりが好きな親子や、マルシェをお手伝いに来た作家さんのお子さんが集まります。
こういう子たちは集中力があり、何度でも参加してくれます。
作る過程で自分なりに工夫したりする時間に、ワークショップならではの楽しさがあります。
手作りワークショップがあることで、マルシェはただの「販売の場」ではなく、「体験の場」にもなります。
作品を作る楽しさを体験してもらうことで、マルシェ全体も活気づきます。
薄っぺらい形のロボットが可愛い

写真は、木工ワークショップ「ロボットキーホルダーを作ろう」のサンプルです。
「ぽかぽかざくりん」のロボットキーホルダー、実は薄っぺらいから作るのが見た目以上に難しいのです。
キーホルダーってバッグにつけていたら揺られますよね?
だから頭と体を絶対に取れないように接合しなければ、キーホルダーとして使い物になりません。
このロボットの魅力は薄っぺらい形にあります。1つや2つ作るくらいなら、作れるかもしれません。
でもこの小さな部品を大量に作るとなると結構手間暇かかります。
太った形のロボットは誰でも簡単に作れるので、魅力がありません。
木が直線すぎたり角も尖っていたら味わいがありません。
やっぱり木工ですから、ぬくもりのある、まるで昭和にタイムスリップしたかのような自然を生かしたような作品が魅力があります。
AIが生み出した作品は心がない

「ロボットではなく、人の手で生み出されたものに魅力を感じる」
私は、そんなふうに思っています。
今はAIがとても美しい絵を生み出すようになりました。
完璧で、細部まで行き届いていて、見ていると美しさに感動することもあります。
でも、不思議なことに、「AIが描いたものだな」と、どこか冷たさを感じることがあります。
きっと、完璧すぎているからなのだと思います。
人の手から生まれた作品には、例えば、小さな希望や幸せみたいな、伝えたいことだったり、偶然の重なりがあって、そこに不完全さを感じます。
でも、そんなことが「生きている感じ」に見せてくれるのかもしれません。
木工ワークショップで、皆さんが自分のアイデアを形にしていく時間も、まさにその瞬間です。
色の選び方、飾りの配置、どれも少しずつ違っていて、どれも正解です。
例えば、ご夫婦でちょっとだけ同じデザインにしたり、お子さんがお母さんの顔を描いたり、そんな、小さな幸せみたいなものは、AIには理解できないですよね。
サービス提供側としての貴重な経験
ハンドメイドマルシェには作家さんの考え方や個性が色濃く反映されます。
業者が用意した簡単なワークショップばかりのマルシェと、作家さん自身のアイディアで考えられたオリジナルワークショップが多いマルシェでは、やはり大きな差があります。
私は運よく、作家さんたちの熱意や工夫があふれるマルシェに参加することができました。
ベテランの作家さんも多く、「このマルシェは本当にちゃんとやっている作家さんが多い」と話しているのを聞き、私自身もそう感じました。
もの作りが好きな親子として、育児サークルの工作も体験したこともありますが、マルシェでは参加者としてではなく、サービスを提供する側として経験させてもらうことができ、本当に勉強になりました。


▼こちらの動画もどうぞ
夏休みに木工ワークショップで、ロボットキーホルダーを作ろう!
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